子宮頸がん予防ワクチンについて

8月 5, 2019

 現在、日本で接種できる子宮頸がん予防ワクチンは2種類あります。
当院では子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス、ガーダジル)いずれかを選択して接種することが出来ます。

 以下の比較も参考にしていただき、接種に関しては最終的には患者さんご自身で
決めていただく必要がございます。

ワクチンの種類 サーバリックス(2価) ガーダシル(4価)
予防効果 子宮頸がんを引き起こす原因の60~70%を占めるヒトパピローマウイルスのうち、16型と18型の感染を防ぎます。 子宮頸がんを引き起こす原因の60~70%を占めるヒトパピローマウイルスのうち、16型と18型の感染を防ぎます。
また、尖圭コンジローマの原因の90%を占めるヒトパピローマウイルスのうち、6型、11型の感染を防ぎます。
接種間隔 初回接種日から数えて、おおむね1か月後と6か月後に追加接種(計3回) 初回接種日から数えて、おおむね2か月後と6か月後に追加接種(計3回)
副作用 疼痛 99.0% 82.7%
発赤 88.2% 32.6%
腫れ 78.8% 28.3%